はにゅうの(羽生宇野)スピンっていうと、2人の魅力が秒で言えますね♡
アゲハ蝶、夜の蝶ちょ
羽生結弦選手のスピンは、アゲハチョウのようなスピンで、開くことで美しさを出すのが特徴です。つまり、体を縮こませて、物理の法則で回転速度を上げることで美しさを魅せつけるのではなく、外へ開こう開こうとして、ちょうちょの情景が見えるスピン、それが僕の感想です。
フランス語では、蛾のことを夜のちょうちょといいます。夜に羽ばたくちょうちょの姿は、むしろ色気を漂わせることもできるので、羽生結弦選手のスピンは、「僕をすべて見て欲しい」という社交的なスピンなのです。
それは、下でも載せておきますが、ビールマンやドーナツなど、男子では珍しい美しいタイプの形を魅せてくれるところからも評価できます。羽生結弦選手は、このように、みんなに見て欲しいというこだわりがこもったスピンなのでしょう♪
遊戯王カード
一方、宇野昌磨選手は、遊戯王カードのアニメそのもので、まさに闇の呪縛と言わんばかりのスピンをします。例えば、宇野昌磨選手がスピンをしている時、皆さん宇野昌磨選手から、紫色のオーラが出ていることを想像してみて下さい。
この紫色のオーラは羽生結弦選手には無く、宇野昌磨選手独特に感じられるはずです。その紫色のオーラが、スピンの回転速度が速いことで美しさを出す宇野昌磨選手を取り巻きながら風に溶け込んでいく様子が想像できます。
それは、遊戯王の、闇属性モンスターの召喚時の情景に似ています。これは、宇野昌磨選手が、自分の中に取り込む、つまり羽生結弦選手とは逆で、開くのではなく、みんなを吸い込まさせる、そんなスピンです。例えば、お風呂場の水を抜く時に、渦巻ができますでしょう?そんなイメージですね。羽生結弦選手は違くて、逆に噴水のようなスピンだと僕は秒で思いました。
はにゅうの(羽生宇野)スピンのこだわり分解
技術的なお話をしますと、スピンは回転速度が速く、同じ軸で回転している、ポジションがきれい、ブレないなど、いろいろな項目を満たさなければ取れませんが、彼らは、最高峰のスピンレベルを取れます。これは一緒です。
決定的な違いを、時間がありませんので、お一つだけネタ晴らししますと(別に隠さなくても良いのですが)、回転速度が羽生結弦選手が遅く、宇野昌磨選手が早いことです。あれ?羽生結弦選手、の方が弱い?そう思われたアタナ、一度スピンしましょう♡
実は、羽生結弦選手は、社交的なスピンと言いましたが、開く動きが多く、物理的にスピードでないんだけど、むしろスピードが出ない方が美しさが伝わる構成であり、宇野昌磨選手が、ポジションが少し汚かったとしても、回転速度を上げるから美しいのです。つまり、羽生結弦選手は遅いから美しく、宇野昌磨選手は、早いから美しいので、両者は羽生宇野スピンなのですね。