四大陸選手権での紀平梨花選手の注目するべき点について教えて欲しい
このような方のために、陸上フィギュアスケーターの株くんが、紀平梨花選手の四大陸選手権での注目するべき点について、解説しています。
💡【参考動画】紀平梨花選手の魅力を解説した動画
もくじ
四大陸選手権、紀平梨花選手のここに注目
紀平梨花選手は、皆さんご存知の通り、トリプルアクセルを簡単に飛ぶことができることを武器とする選手です。ですから、四大陸選手権でも、トリプルアクセルを軽々決めることはもちろん、4回転サルコウの有無などがポイントの大会になるかと考えます。
今回の四大陸選手権では、強豪ロシアがいませんので、紀平梨花選手にとっては優勝しやすい大会になることは間違いないですね。なので、そういった比較的ストレスの少ない舞台で、4回転サルコウへの挑戦はし易いと思いますね。
しかし、紀平梨花選手の四大陸選手権でのみどころは、4回転サルコウへの挑戦だけでしょうか。答えは、
イエス
です。はい・・・
実際、4回転サルコウの成功は、彼女にとってめちゃくちゃ自信に繋がるチャンスなのです。世界選手権前に、新しい4回転サルコウという武器を身に着けて、ロシアへ立ち向かう作戦かと思いますね。
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➀ 4回転サルコウに挑戦するのか?
まず、そもそも紀平梨花選手は4回転サルコウに挑戦するのでしょうか?これは結構微妙です。というのも紀平梨花選手は意外と有言実行しなかったりすることが多いです。ぶっちゃけましたが・・・
しかし、これはいい意味です。というのも、紀平梨花選手は、順位や体調、環境によって、臨機応変に対応することができるためなんですね。彼女は、自分の判断で決めて、頭をつかって、勝ちにいく派ですから、フィギュア人生と相談しながら、試合を歩んでいく素晴らしさがあります。
なので、今大会も4回転サルコウに挑戦するのかどうかは、当日の筋肉などによって変わってくる可能性があるのです。大切なのは、フィギュア人生と向き合う事。あくまでも無理せせず、攻めるところは攻めて、前向きにトライしていく、そこが彼女の素晴らしさだと感じますね。
とはいえ、今大会は、世界選手権で、強豪ロシアを打倒することを考えたプログラムにしなければいけない紀平梨花選手なりのいい意味での焦りもあると思うので、アグレッシブに、フリーの冒頭のジャンプを4回転サルコウにする可能性は、非常に高いというのが、僕の予想ですね。
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➁ 衣装の重厚感によるトリプルアクセルのミスへの対策はいかほどか
紀平梨花選手、実は今シーズンNHK杯で、ショートプログラム、フリースケーティングともに衣装を変えてきましたね。フリースケーティングは良かったのですが、ショートプログラムでは、重厚感がでて演技は良くなったものん、ジャンプが跳びにくくなってしまった可能性があります。
衣装や手袋は、変えただけでパフォーマンスが大きく変わるので、トリプルアクセルに影響が出ないとも言えないです。実際、彼女は、衣装を赤に変えてから、ショートプログラムで調子を落としているような印象を受けます。このように、装飾の一部が変わることでパフォーマンスが変わることは、僕も実際に練習中で感じるので、気持ちが分かる面があったりしますね。
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なので、今回の四大陸選手権で、紀平選手がショートの衣装を変えて挑むことは可能性としては考えられます。重厚感が出ると味が出るのですが、ジャンプに重みが出て飛びにくくなることがあるからなんですね。これは本当です。僕も体感しますね。
➂ 濱田見栄ステップは四大陸選手権でも健在の可能性アリ
濱田見栄コーチの最近の門下生ならではのステップがあることをご存知でしょうか?実は、紀平梨花選手の他に、濱田見栄先生の生徒である、本田真凛選手や宮原知子選手は、途中で同じ動きを繰り返す、濱田見栄ステップをしていることが明らかになりました。
すこし分かりづらいのですが、片足を上げて、漕ぐような動作をするのです。このような動き、実は本田真凛さん、宮原知子さんなど、濱田見栄コーチの門下生で見られます。で、今回紀平梨花選手は、フリーで濱田見栄ステップを、2度入れています。1度目は2回繰り返すのですが、2度目は1回だけで終わります。ここも、見どころだったりもします。
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まとめ:紀平梨花選手は重厚感との付き合い方をどうするかがポイント
それでは本日解説した内容をまとめますね。
💡四大陸選手権、紀平梨花選手のここに注目
➁ 衣装の重厚感によるトリプルアクセルのミスへの対策はいかほどか
➂ 濱田見栄ステップは四大陸選手権でも健在の可能性アリ
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