ルッツジャンプの質が高まる
羽生結弦選手、ここ最近の練習を見る限り、4回転ルッツの安定感が抜群に高まってきたような印象を受けます。ループやサルコウはやや軸が斜め気味になってしまい易いけれども、ルッツジャンプの安定感は見事な完成度になってきているように見受けられます。
従って、世界選手権では、4回転ルッツをきれいに飛ぶことができるかもしれません。僕個人としては、得意のショートプログラムに、4回転ルッツを入れて、ネイサンチェンにプレッシャーをかけることが勝敗への鍵になると思います。
ちなみに、ルッツジャンプはアクセルの次に難しい難易度の高いジャンプなのですが、人によっては軸が取りやすい場合も多く、僕も、ダブルルッツですが、どの2回転よりも一番簡単に飛ぶことができるので、難易度が高くても、向き不向きは人によって違うのです。
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4回転アクセルは回避し、トリプルアクセルの完成度を高める
羽生結弦選手、羽生結弦選手のファンとしては、羽生結弦選手の4回転アクセルの成功が待ち遠しいですね。ただ、今回の世界選手権に向けては、4回転アクセルの練習をあまりやっていない感じがします。
ですから、もしかすると、世界選手権に向けては、難易度の高いジャンプを無理して決めるのではなく、今できるジャンプの安定感を高める方向性なのかもしれません。4回転アクセルの前に、トリプルアクセルをまずはきれいに決めようといった心意気ですね。
色々な意見があるかと思いますが、僕個人としては、羽生結弦選手の4回転アクセル回避は、賛成です。やはり、全てのジャンプをきれいに決めることが一番勝ちに近づくので、難易度は少し落としても、ノーミスすることが大切です。といっても、4回転ルッツとか4回転サルコウとか、究極に難しいジャンプなのですけれどもね( ̄▽ ̄;)
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ループとルッツを構成に入れる可能性
2020年の世界選手権では、フリースケーティングに、羽生結弦選手は、4回転アクセルを回避する代わりに、4回転ルッツと4回転ループの二つを同時に挑戦する可能性が高まってきたように思えます。
なぜなら、ネイサンチェンを4回転アクセルなしで倒すためには、アクセルを除く4種類の4回転が必要だからです。ネイサンチェンは、ルッツ、フリップ、サルコウ、トウループができますがループはできません。
羽生結弦選手は、フリップジャンプで4回転ができませんが、代わりにループの4回転を組み込むことにより、技術面で、カバーすることができると考えている可能性が高いと練習をみてて感じます。
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まとめ:羽生結弦、世界選手権に向けて作戦変更か
それでは本日解説した内容をまとめますね。
💡羽生結弦の最新情報!4回転ルッツジャンプ、安定感出始める
➁ 4回転アクセルは回避し、トリプルアクセルの完成度を高める
➂ ループとルッツを構成に入れる可能性
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