鍵山優真選手の銅メダルが本当にすごい。新しい感じの雰囲気がする
このように思われた方もいると思います。なので、本日は、四大陸選手権での鍵山優真選手のフリースケーティングの印象を解説しつつ、素晴らしい点をお話ししますね。
💡【参考動画】羽生結弦選手の四大陸選手権での印象はこちら
もくじ
🔨ジャンプ、スピン、スケーティング、全て職人技
鍵山選手がを2017年あたりから見ていますが、この子は絶対にくると思っていまして、いよいよその素晴らしい姿を見せ始めましたね。まだまだ力の一部しか見せておらず、これからどんどん成長する可能性が高いと見ています。
また、鍵山優真選手の魅力を一言で表現すると、
フィギュアスケート職人
ですね。とにかく、緻密で一歩間違えると時計の針が狂ってしまうくらいの精彩さが、彼のめちゃくちゃ凄いところです。バランスを崩すギリギリのところまでスケートのエッジを載せているのですが、それでも全くブレないのは、フィギュアスケート職人だと感じますね。
今四大陸選手権でも、鍵山選手の職人性がよく見られました。ジャンプを中心に解説しますね。
💡【参考動画】鍵山選手の四大陸選手権、ショートプログラム解説はこちら
👹4回転トウループ、軸ブレるも神コントロールでカバー
今四大陸選手権では、二つ目の4回転トウループの軸が曲がって、普通だと転んでしまうところを、鍵山優真選手は、ものすごい職人技で着地をコントロールしましたね。とにかく、
どんな軸も俺に任せろ
このように語っているように思いました。二つ目のトリプルループは全日本で着地後にオーバーターンが入ったので、緊張する場面かと思いましたが、今大会ではものすごい加点の付くジャンプを見せてくれました。
後半は、ルッツジャンプでアテンションがつきましたが、アウトで回っていたようにも思うので、ちょっと残念ですが、いずれにしてもジャンプの精度は極めて高いです。後半最初のトリプルフリップの質は世界一の素晴らしさで、コンビネーションジャンプの合間の時間がやはり短い、職人技ですな!
💡【参考動画】鍵山選手の四大陸選手権、ショートプログラム解説はこちら
💛コレオシークエンスに愛嬌あり
最後のトリプルアクセルで、若干ミスが出ましたが、演技全体が素晴らしかったので、コレオシークエンスを楽しめたのではないかと思います。タッカーにのせて、愛嬌のある滑りを披露してくれました。フィギュアスケート職人がみせる一瞬のサービスを感じ取ることができたのではないかと思います。
あと、四大陸選手権はシニアの大会なので、コレオシークエンスがありますが、次に出場する大会は、世界ジュニア選手権で、コレオシークエンスがありませんので、皆様に披露できる最後のコレオシークエンスであったところも今回の鍵山優真選手の見どころになっていたのかと思いますね。
これから世界ジュニア選手権、鍵山優真選手にとっては一番大切な大会が待っています。ここでロシアを倒せるか、緊張する場面かと思います。先のユースオリンピックでは、ロシアを倒して優勝しました。ものすごい覚悟で、四大陸選手権に挑み、ロシアを倒すための心意気を、見せてくれたんじゃないかと思います。
💡【参考動画】鍵山選手の四大陸選手権、ショートプログラム解説はこちら
👍まとめ:鍵山優真選手、ロシアを倒す準備完了、いつでもかかってこい!
それでは本日解説した内容をまとめますね。
💡鍵山優真選手の四大陸選手権の印象
・将来めちゃくちゅ有望株
・世界ジュニア選手権へ向けて、ロシア勢、いつでもかかってこい状態へ
💡【参考動画】鍵山選手の四大陸選手権、ショートプログラム解説はこちら