4回転アクセルを跳ぶためには
羽生結弦選手が4回転アクセルを跳ぶためには、背中の筋肉を少しつける必要がありますが、そうなると、上半身が重くなり、怪我をするリスクが高まるので、バランスが難しいところがたまに傷ですね。
羽生結弦選手のフライパンジャンプ(この前解説しました)に加え、助走をあげることと、ジャンプに入る時の加速度、さらに、気持ちの余裕がそこに加えて必要になってくると思います。
4回転アクセルは、誰も成功させたことが無いわけですから、パイオニアとなる壁である緊張に打ち勝つことができるかが、カギとなります。誰かが決めればフィギュアスケート免疫がつき、みんなできてしまうので、最初に決められるか、歴史を作る瞬間が見たいですね♪
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4回転アクセルを跳んだ後の課題
4回転アクセルが成功出来た場合、その後が課題となることがあります。もちろん、4回転アクセルを成功させることは物凄いことで、それ一つだけ入れて成功させるだけでも、歴史的な偉業です。
一方、羽生結弦選手は、4回転アクセルを成功させた上に、他のジャンプも全て決める鬼構成プログラムを、実現したいわけです。ということは、例えばフリーの場合、冒頭のジャンプを4回転アクセルにした場合、次のジャンプを4回転ルッツ、そして続いて4回転ループを前半に行う可能性が極めて高いです。
つまり、フリップジャンプを除く、4回転の上から難しいジャンプ半分を前半に行い、後半に4回転サルコウと4回転トウループ、トリプルアクセルをやる構成になるのではないかと思います。
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4回転アクセル以外の得点源となる要素
羽生結弦選手は、しばしばジャンプがものすごい選手として、紹介されますが、もしジャンプだけならば、オリンピックで二大会金メダルが取れなかったかもしれません。羽生結弦選手は、実はスケーティングが世界で一番上手な選手です。
💡【参考動画】ベストセラー:羽生結弦選手のスケーティングの素晴らしさを紹介
また、ビールマンスピン、ドーナツスピン、イナバウアー、アウトイーグル、インサイドイーグル、バタフライ、キノコと羽のシットスピン、ハイドロブレードなど、羽生結弦選手ならではの美しい諸技、世界で光るものがあります。
高い向上心を持ち、絶対できないといわれてきた技をこなし、自分を超えていく姿は、アスリートとして見習わなければならないと僕自身が感じさせられました。羽生結弦選手を見ていると、頑張ろうと思えます。
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